まみこ先生のParis通信- 料理研究家、井上麻美子先生のコラム 〈第1回〉 -

教育 2018.08.30

こんにちは!Omusubi教育サポートチームです。

Omusubiでご紹介している講師のひとりで、園での食育講演や園児のクッキング体験でご活躍の料理研究家、井上麻美子先生。
子ども達からは親しみをこめて「まみこ先生」と呼ばれています。
(なのでOmusubiでも「まみこ先生」と呼びますね)

前回の記事では、親子で簡単に作れる小麦粉、卵、乳製品不使用のクッキングレシピを教えてくださいました。
→取材編
→レシピ編

そんなまみこ先生は、今年からフランス・パリに拠点を移して日本食や日本文化の普及に取り組まれています。

Omusubiでは「まみこ先生のParis通信」と題して、これから定期的にコラムをお届けします。
パリでの生活やフランスで見つけたちょっと変わったもの、食文化のことなど、いろいろご紹介をいただく予定です。

まみこ先生はいまパリにお住まいですが、一時帰国の際にはこれまで通り園での講演もお引き受けいただけるとのことですので、
「まみこ先生の食育講演会」にご興味のある園の先生方は、どうぞお気軽にお問い合わせください!

それではまみこ先生のParis通信第1弾をどうぞ!

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Bonjour toute le monde
皆様、こんにちは
料理研究家の井上麻美子です。

親子クッキングのコラムは、お読みいただけましたでしょうか?
子どもと一緒に作ってみました!というお声をいただければ、とても嬉しいです。

実は、私…
あの時の取材時には夢にも思わなかったフランスに拠点を移し、現在Paris に住んでいます。

昨年は幼稚園での食育講演やクッキングレッスン、大学での授業など日本での仕事をするなかで渡仏を重ねて、年の1/3をパリで過ごしました。

その中で、昨年秋に挑戦しました、Parisでの3万人の来場者を超えるイベントでは、現地の多くの皆様に仕事のご依頼をいただきました。
そのどれもが具体的な内容なのであることに、大変驚きました。

そしてたくさんの方が、写真を撮りたい!一緒に撮ってくださいませんか?と着物姿の私に声をかけられるのです。

その時に皆様が褒めてくださるのは、生まれながらの黒髪や、着物が似合う容姿、京都生まれで京都育ちであること、母から譲り受けた着物など…
全て私が両親からもらったギフトで、いつも当たり前に思っていたことばかりでしたので、あらためて気づけたことが何よりも嬉しく感激いたしました。

そして日本の食文化は、世界に通じる力を持っている事を確信したのです。
私達は、出汁の旨味がわかる、繊細な味覚を持っています。
これは世界に誇るべき、素晴らしいことです。
(現在、ミシュランの星がついているフランスのレストランには日本人シェフが必ずいると言われています)

でも、残念な事にその味がわからない大人が増えています。

日本で教えていた、大学での授業のできごと。
生徒が、一番出汁が薄くて味がしないと言うのです。
驚いて飲んでみると、お出汁の味がします。
よくよく聞いてみると、コンビニの味に慣れ、それが味の基準になっているので、天然の鰹と昆布の旨味が繊細すぎてわからなかったようです。

この生徒だけに限った事ではなく、そう言う学生が本当に多いのです。
だからこそ、味覚が決まると言われている幼年期に、きちんとした出汁の味を伝える必要があります。
子ども達に食育を通して、日本の食文化の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

冒頭に書きましたParisで行われた3万人のイベント。
今年の秋もそのイベントに参加いたします。

セーヌ川沿いに3日間だけ、50カ国を超える白いテントが立ち並ぶ「美食村」が出現します。
1カ国、1テントのみ。

私は美食村で唯一の日本人シェフです。
公式ポスターにも掲載されました。

このブログでは日仏の食文化の違いや、食育のこと。
そしてレシピなどを綴りたいと思っています。

パリでの「お袋の味」奮闘記、お楽しみに!!!

子どもたちに伝えたいメッセージが沢山たくさんありますので、是非お付き合いください!

渡仏するご報告をしました際には、お伺いいたしました全国の園の園長先生方から
「日本に帰国された際には、是非にまたお越しください!お待ちしています!!」との嬉しいお言葉を頂戴いたしました。

一時帰国の際には、皆様にお会い出来るのを楽しみにいたしております。

Au revoir très bientôt
井上麻美子

(井上麻美子先生の保護者向け講演会やお仕事のご依頼は、下記お問い合わせフォームより承っています)

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