まみこ先生のParis通信〈第3回〉- Parisの食材でお雑煮を作りました -

教育 2019.01.10

Bonne année et Bonne santé
Bonjour tout le monde
あけましておめでとうございます

皆様、こんにちは 料理研究家の井上麻美子です。
Parisで、新年を迎えました。

日本で正月とは、年神様が来臨するのを祝う神迎えの大切な行事ですが
フランスで特別な日は、やはり家族と一緒に過ごすクリスマス。
パリ市庁舎前の広場では1月6日までクリスマスマーケットが行われ、
飾り付けが変わることはありません。

元旦のHôtel de ville

パリでも、日本の行事食を大切にしたいと思い、
年越し蕎麦を食べ、元旦にはハレの日に欠かせない雑煮を作りました。

京都の、丸餅を煮る白味噌仕立です

雑煮は地域によって異なり、
角餅を焼く・煮る、丸餅を焼く・煮る、あん餅を煮る
すまし、白味噌仕立、赤味噌仕立て、小豆汁の文化圏があり、
具材には土地の特産物が入ります。

今回は、近所のスーパーで手に入る食材を使いました。
ヨーロッパで100店舗以上を展開するオーガニックのスーパーマーケット
Bio c’Bonは、日本にも8店舗あります。
雑煮の材料である白味噌( Miso Blanc )・餅米 ( Riz gluant )・大根( Radis Noir )のほか日本食材も多数取り扱っており、
豆腐や抹茶はもちろんのこと、梅干し、くず粉も販売しています。
味噌は麦味噌・八丁味噌など種類も豊富で、
コンソメの素にそっくりな、Miso cubeも売っています。


1ユーロ125円ぐらいでしょうか

墨を塗ったような黒さをしているRadis Noir はフランスではポピュラーな野菜で、
皮を剥くと真っ白。
日本の大根より水分は少なく、キメも粗く辛味が強いので「おでん」には向きませんが、
お味噌汁の具に重宝しています。

年中行事は、子供たちに日本の食文化を伝える良い機会です。
パリで食べた雑煮は、京都で食べる京人参や小芋が入るものにはかないません。
その地域でなければ味わえない美味しさがあります。
家庭内の伝承が減少している現在では、園での食育の重要性が増しています。

Parisより今年は沢山のコラムを、お届けしたいと思います。
本年もよろしくお願い申しあげます。

Au revoir très bientôt
井上麻美子

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